仕事にパソコンを使う業務が含まれる場合には、一般的なウィンドウズの基本操作、マイクロソフトのOffice(ワード、エクセル)は使えて当たり前とされて仕事を依頼されることになります。
パソコンを使った事務処理の効率に大きく影響しますので、便利な機能をいろいろ覚えておく必要があります。
仕事でEmailを使うことが多い職場では、送信相手に失礼にならないように、Emailの基本的な書き方・使い方は確認しておきましょう。
また、最近は何でもEmailで連絡する人もいますが、急ぎの場合には電話で、お詫びや正式な話には書面や直接訪問など、時と場合に応じた方法を選ぶことが大切です。
一般的には、仕事で必要な資料の作成は、マイクロソフトのオフィス(Office)が使われています。
文書作成ソフトのワード(Word)は、あらゆる「文書」を作るためのソフトウェアで、社内のあらゆる文書、掲示物、忘年会のパンフレットまで幅広く文書作成に使われています。様々な書式やレイアウトで文章を作成するためには、最低限の操作を覚えておく必要があります。
表計算ソフトのエクセル(Excel)は、各種集計を関数などを使って計算するためのソフトウェアで、グラフの作成や統計資料の作成、簡易的なデータベースなどに使われています。また、細かい印刷設定ができることから、ワードのように使う場合もあります。
また、関数については、単純なものから高度なもの、小技まで様々ですが、ある程度自由に使えるようになれば、わからないものはインターネットで調べることもできます。なお、マクロ(=プログラミング)については、だれもが使い易く、入力ミスを防止できるものが組めるようになるには、勉強に加えて、仕事での実践が必要になるかもしれません。
特に事務仕事のタイピングで重要なのは、スピードよりも正確性です。
とはいえ、同じ仕事であれば速くこなす方が効率が良いので、自分の業務に必要なタイピング速度までは上げるようにしましょう。
インターネットにはタッチタイピングが無料で学べるソフトが多数あります。練習すれば早くなるものなので、自分に合った練習方法を探してみましょう。
誰しも仕事でミスをしてしまうことはあります。例えば、公共交通機関、建設現場、医療現場などでは不注意が事故に直接つながるため、安全確認を繰り返してミスを防止に努めています。
デスクワークについても、見積書の計算を間違える、文章にタイピングミスがあるなど「ケアレスミス」をした場合には素直に反省し、自分の仕事に対する信用を失わないよう、どんな仕事に対しても、正確で丁寧に、また、少しでも早くできるように心がけていきましょう。
また、指示を受けるときにメモを取る、仕事の方向を途中で上司に確認するなど、よく言われる「報告」「連絡」「相談」を活用しながら、周りの人と円滑な人間関係をつくり、仕事を上手く進めるように心がけましょう。